オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

非真面目人間が復職プログラムに違和感あり

「うつ病」から復職した彼は私の課で復職プログラムを励行し時間が過ぎていったのであった。異動直後は会話しても無表情で気のない返答しかなく正直、五里霧中で言葉を選びながら接していたのであった。正直、私は腫れ物にでも触るような面持ちで有った。復…

うつ病とトップダウンの役員

勤務した会社は製造業で色んな部署が有ったが、私は新商品の研究設計開発部門に属していたのであった。管理職になり会社ビジョン達成に向け人財育成は私が最も重要視した領域であった。或る日の事であったが私は直属の上司と共に担当役員に呼ばれ何事かと少…

組織醸成は私の財産

頚髄損傷で課長職となり部下の育成と業務必達を苦慮しながら慢心する日々であった。課長職になり会議設定が多く会社に会議をしに行くような感じであった。デフォルトの会議は週3回有ったのである。 テリトリー役員連絡会議が月曜日の午前中、部長連絡会議は…

部下の評価と責務

頚髄損傷の私が管理職になって部下の賃金や賞与、職級の査定をしたのであった。これまで評価されるばかりの立場から評価する立場になったのである。とは言っても課長の私も部長に評価されていたわけであるが管理職の仕事のひとつとして気の重い仕事であった…

管理職としての始まりは・・・

大企業に中途入社し入社一年後に海外赴任中の怪我で人生が大きく変わってしまったこんな私が管理職になれるなんて、まさに青天の霹靂であった。部下はどう思うのか、脚に障害がある上司をどう思うのか、頼りないと思うのか悩んだのであったが管理職になった…