オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

管理職

ストレスフリー

他部署で「鬱」から復職した彼を思うと私が20代前半に頚髄損傷で四肢麻痺となり絶望しかなく自分の異常思考をコントロールできなかった頃、救ってくれたのは会社の上司や同僚の思いやりが一番の支えであったと会社に復帰してからそう思えたのであった。復職…

組織醸成は私の財産

頚髄損傷で課長職となり部下の育成と業務必達を苦慮しながら慢心する日々であった。課長職になり会議設定が多く会社に会議をしに行くような感じであった。デフォルトの会議は週3回有ったのである。 テリトリー役員連絡会議が月曜日の午前中、部長連絡会議は…

部下の評価と責務

頚髄損傷の私が管理職になって部下の賃金や賞与、職級の査定をしたのであった。これまで評価されるばかりの立場から評価する立場になったのである。とは言っても課長の私も部長に評価されていたわけであるが管理職の仕事のひとつとして気の重い仕事であった…

管理職としての始まりは・・・

大企業に中途入社し入社一年後に海外赴任中の怪我で人生が大きく変わってしまったこんな私が管理職になれるなんて、まさに青天の霹靂であった。部下はどう思うのか、脚に障害がある上司をどう思うのか、頼りないと思うのか悩んだのであったが管理職になった…

管理職は孤独

日本に帰国後、私は新しい商品開発のプロジェクトに参加したのであった。この頃日本はバブル経済が崩壊し冷え切った経済状況の中、景気のいい話など周りでする者もいなく、日本中が寂れていく感じであった。そんな時代の私が35歳になった暮れに上司面談で告…