オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

金曜日にヌーナーになる

「郷に入らば郷に従え」の如く、私は金曜日の午前中に「ヌーナー」達に声を掛けたのであった。今日は私も「ヌーナー」になると彼たちに宣言すると驚いた顔をしながら快諾してくれたのであった。勿論、「ヌーナー」達を改心させるための私流のやり方で、拠点…

バブル経済と郷に入れば郷に従え

新たな自活する場所を得て数年後、仕事も体調も順調に世の中はバブル経済のまっただ中であった。給与やボーナスも右肩上がりであったが、ものの値段も右肩上がりで高騰したのであった。日本中が狂ったように沸き立っていたのであった。特に不動産はどこもか…

思い描いた自活

半年の約束で元上司の戸建に同居することにしたが会社ではいい上司でも24時間年がら年中、傍に居ると、私の性格上窮屈で息苦しく、しまいにはストレスからか夜寝られなくなってしまったのであった。限界だ。もうこれ以上は無理だ。早くこの生活から抜けだそ…

私は精神異常・・・なのか?

元上司の戸建に同居生活を送る事になり、やはり気を使う事が多くなったのである。元上司は酒が飲めないので、私が毎週末金曜の仲間との「飲みにケーション」で帰りが遅くなると、身内を心配するかの如く、翌日の朝に一言言われるのであったのである。元上司…

変わる生息地域

オヤジ27歳の5月のGW中に寮から元上司宅へ引越をするのでった。東京23区から車で2時間ほど離れた首都圏であったが、まるっきり土地勘もなく、少し田舎の風景も散見される地域へと引っ越すのであった。職場の仲間たちがワンボックスカーのレンタカーを手配し…