オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

不甲斐なさと惨めさと

母との同居生活の話が立ち消え暫くの間何事もなく時間だけが過ぎていった。管理職となり構成人員が150名と拡大する中、会社の健康診断で不整脈が出現していることからT大学病院の紹介状を受け取る羽目になったのであった。これまでも日常生活で不整脈の自覚…

独特な家庭環境下で育つ

会社の仕事も順調に日々の暮らしは充実し且つ平凡に過ぎたのであった。叔母さん2人が亡くなり母も寂しいだろうからと同居することを告げてから半年が過ぎだ頃に電話で同居することを伝えるがまだ気持ちの整理が出来ないとのことから上京することをためらって…

辛い別れ

40代後半になると辛い別れがあった。 お世話になった叔母さんが立て続けに亡くなったのであった。母には2人の妹と2人の弟の計5人弟妹であった。母の双子の次女の静江叔母さんは脳梗塞で入院し母に看取られて亡くなり、49日も経たない内に3女の綾子叔母さ…