オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

加齢臭

40代半ばの頃

頚髄損傷から20年が過ぎ、不自由な身体であったがそれなりの収入と住処を手中に収めていた私も世間で言う中年オヤジの年代であった。月曜から金曜まで判子を付いたような暮らしぶりであった。通勤は自家用車で8時に家を出て8時半には職場の机に到着する距離…