私は精神異常・・・なのか?
元上司の戸建に同居生活を送る事になり、やはり気を使う事が多くなったのである。
元上司は酒が飲めないので、私が毎週末金曜の仲間との「飲みにケーション」で帰りが遅くなると、身内を心配するかの如く、翌日の朝に一言言われるのであったのである。
元上司曰く、「待つ身にしてみれば、帰りが午前様になると私の身に何かあったのでは、脚に障害が有るので酔って転んで動けなくなったのではないかとか、色々心配してしまうとのこと、飲みに行くなとは言わないが・・・」であった。
また、生活パターンを合わせるなど、同居する時間を積み重ねると少し窮屈に感じていたのであった。
同居して1ヶ月過ぎた頃から、後悔するのであった。
それでも、何とか元上司に心配を掛けずに、かといって余り意識しないで私自身が自然に振る舞える生活環境を作り出す事に傾注したのであった。
しかし、いろんな施策を打ったが結論から言うと、どれも駄目であった。
結局、私の生活パターンや行動を改めて、元上司の心情を気にしながら生活する事を余儀なくされたのであった。
お世話になった元上司が出張で不在の時の事であるが、心底込み上げる開放感は歓びであった。
私はこの感情が有る限り、同居は限界だということを認識したのであった。
後はこの同居解消をどのタイミングで打ち明けるかでだった。
私は物心ついた頃から、友達と群れるのが苦手であった。
友達と学校に登校する際も、少し離れて歩くとかバイクに乗るようになっても、集団で走ることなど出来なかったのである。
ただ「飲みにケーション」だけは別であったのである。
こんな自分は精神異常かと思った程であったのである。
ストレスからか寝付きが悪く寝不足も感じていたのであった。
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