オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

頚損で1年以上の辛い入院生活

14~15ヶ月の入院生活は黙々とリハをこなす感じであった。

この頃のスケジュール
6:30~検温、排尿排便回数、心拍数、トピック等
8:00~8:30 朝食
9:00~ 9:30 ベッドでストレッチ
9:30~回診(月、木の2回/週)
10:00~11:30 自主トレ
体幹や四肢に負荷をかけて筋力を付ける)
12:00~12:30 昼食
14:00~16:30 理学療法士施術のリハ&自主トレ
17:00~17:30 風呂(月、水、金の3回/週)
18:00~18:30 夕食
19:00~20:30 自主トレ(歩行器で歩行訓練)
21:00~就寝

こんな感じの繰り返しの日々であったが、正直やる気が出なくサボったときもあったが、指示されたリハビリメニューを愚直に取り組むしかなかったのである。

病室の前の廊下はかなり長く平坦で50m位あり歩行器を使い自主トレするには都合が良かった。

歩行器に砂袋を載せ長い廊下を3往復を1セットで3~5セット/日を実施していた。

汗だくで歩く姿に、入院中のおばさんが「毎日頑張ってるわね」と話しかけてくれたが、毎回立ち止まると、やたら話が長いのでその後ヘッドホンを付けて視線は常に下向きにして話しかけられないようにするしかなかった。

下肢のリハビリで座位から立位に、立位から座位を5~10回繰り返し行うのがあった。

理学療法士のM氏が倒れないように、傍で介助していたが、勢いはつけずユックリと行うので体幹や腹筋、大臀筋に太腿等を酷使するが、かなり力まないと出来なかった。

お腹が緩いときなど、放屁を放ちM氏に悪いと思いながら赤面しながら必死にごまかす事も多々あったのだった。

また、確実に左右の大臀筋や太腿の筋肉の付き方が歪になった時期でもあった。

この頃は新しいリハビリが始まるとただでさえ筋肉痛なのに、新たな筋肉痛で痛みの重ね合わせ状態で眠りも浅く非常に辛かった。


⬇️猫は筋肉痛とかないのかな?
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