オヤジの闘病回想記

ブログ「猫と杖とキャンピングカーと」に登場する1956年生まれのオヤジが約40年前に大怪我をし、躰の自由を奪われ人生観が激変、現在に至るまでの葛藤を綴った記録です。

会社移転で元上司宅に下宿する事に!

私が所属する研究開発部門が都内から首都圏に移転する事が決まったのである。

前々から話は出ていたが、本格的な引越日程などが提示され、これを機に寮生活から賃貸住宅での暮らしに変えることを検討したのであった。

土地勘も無く、休日に仲間と移転先の街の雰囲気を数回にわたりリサーチするなど週末は移転先の街に足を運んでいたのであった。

引越は1年後であったが、所帯持ちと違い独身の自分は身軽さと新天地に引越せるウキウキ感が日増しに強くなったのであった。

移転の半年前位から毎土日になると、移転先の駅前不動産を見て回って候補地を幾つか絞り込んでいったのであった。

そんなある日、怪我した時にお世話になった上司が移転先に、戸建を購入し単身赴任することから空き部屋があるので、下宿する人を募っているとの噂が私の所に届いたのであった。

お世話になった上司は、私が復職した翌々年の組織変更で違う部署に異動されていたのであった。

噂を聞いた数日後に「下宿しないか?」と、直接連絡がきたのであった。

怪我したときにお世話になった上司なので・・・
賃貸にするか下宿するか・・・
悩んだのであった。

ただ即答出来なかったので、暫く考えさせて欲しいと伝えたのであった。

その後も土日は不動産屋さん巡りをしていたのであったが・・・

頭の中では、私が復職できたのも上司が人事と労働組合に掛け合い人事規約を変えてもらった経緯があることや、復職後も業務や体調を気遣ってもらった事等の義理もあることから、半年間だけ同居する事にしたのであった。

そのことを仲間に告げると、エッと驚かれ、変な目(気色わる~ッみたいな)で見られていたのであった。

周りの反響に何だか下宿するのが憂鬱になってきたのであった。
「やはり断れば良かったかな~」と少し後悔するのであった。

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